トーシンダンパー

Toshin damper

国土大臣認定の耐震性能でどんな地震からも家を守る

トーシンダンパーとは

トーシンダンパーは、木造住宅用に開発された制震ダンパーです。
制震ダンパーにはゴム(粘弾性)やオイル(粘性)や金属(履歴)などさまざまな機構のものがありますが、
トーシンダンパーフレームは摩擦材を利用した摩擦ダンパーです。
ダンパーの内部で、フェノール樹脂とステンレス板をボルト軸力で強く押しつけあって摩擦を発生させています。
この摩擦が地震時に建物が揺れ出さないことや揺れを抑えたり衝撃を吸収したりすることに効果を発揮します。
トーシンダンパーの性能はボルトの締付力によって高めたり弱めたり調節が可能ですが、木造住宅の構造に最適な状態に設定されています。
また、トーシンダンパーは国土交通大臣認定の耐力壁で壁倍率3.3倍を取得しています。
壁が少ないプランでも周辺構造に無理な負担をかけずに地震対策が行えます。

トーシンダンパーの3つのポイント

About 3 points

1.摩擦ダンパー
使用している制震材は安定して優れた制震性能を発揮するフェノール樹脂を採用しています。
2.壁倍率3.3倍
制震性能だけではなく、鋼製K型筋交いにより、壁倍率3.3倍と言う優れた耐震性も兼ね備えています。
3.国土交通大臣認定
温度・速度依存性の確認試験や認定機関による厳しい試験や審査をクリアした国が認めた製品です。
さらなる安心を求めて国土交通大臣認定耐力壁を開発!!東京理科大学名誉教授 井口道雄氏監修
東京理科大学名誉教授 井口道雄氏

東京理科大学名誉教授
井口道雄氏

数多くの実績を残された木造建築構造の第一人者です。
【井口道雄氏コメント】
トーシンダンパーは耐震の性能(剛性と耐力で地震の力に抵抗する能力)と制震の性能(耐震エネルギーを吸収する能力)の2つの性能を併せ持つ装置で、効率よく地震の揺れを抑える工夫がされている高性能ダンパーです。

トーシンダンパーと筋交いの比較実験

Experiment

実大震動台実験におけるトーシンダンパー試験体と筋交い試験体の変形量グラフ

※大地震相当の振動を試験体に加えました。(実大震動台比較実験)

トーシンダンパー実験
トーシンダンパー実験

【加振内容】
阪神大震災レベルと熊本自信レベルの地震波を5回づつ計10回連続して加振して実施。☆ほぼ損傷無し

筋交い実験
筋交い実験

【加振内容】
阪神大震災レベルの加振1回
☆倒壊レベルとなりました

実大震動台実験におけるトーシンダンパー試験体と筋交い試験体の変形量グラフ

トーシンダンパー搭載の試験体と、一般的な耐力壁である筋交い工法の試験体それぞれに、同条件下で阪神大震災レベルの振動を加えました。 筋交い工法は激しい衝撃に耐えられずに構造体が損傷し、変形量も倒壊レベルに達しました。 一方、トーシンダンパーは優れた耐震性と制震性を発揮し、変形量を大幅に軽減していることが分かります。

トーシンダンパーの適応範囲

Scope of application

トーシンダンパーの適応範囲

トーシンダンパーは大臣認定の耐震性能ですべての震度をカバー。 ※トーシンダンパーフレームは、震度3~4程度までは耐震壁として機能し、それ以降は制震ダンパーとして効果を発揮します。 層間変形各1/250~1/200程度から、最大限のエネルギー吸収効果を発揮します。

詳しくはお電話または下記問い合わせフォームよりご相談下さい

  • ホーム
  • トーシンダンパーフレーム